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第8回上海日本白玉蘭会がオンラインで開催 中日関係のテーマ講演も開催

2021年 9月 26日17:24 提供:東方網 編集者:範易成

 上海市白玉蘭賞日本人受賞者の会(以下:上海日本白玉蘭会)は、上海市の社会的·経済的発展や文化交流に突出した貢献をした人に贈られる白玉蘭を受賞した人々の会で、2014年に設立された。設立以来、上海日本白玉蘭会は毎年年会を行い、去年はコロナウイルスの影響で中止となったものの、今年はオンライン形式で再開した。

 9月23日、第8回の上海日本白玉蘭会が開かれた。上海市人民代表大会常務委員会副主任で上海市人民対外友好協会(上海友協)の陳靖会長が、日本にいる上海日本白玉蘭会のメンバー16人ビデオ通話を行った。また、2021年上海市白玉蘭記念賞を受賞した日本人3人が含む8人のメンバーは、上海の会場に出席した。

 陳靖会長は、「2014年の創設以来、上海日本白玉蘭会は上海友協と緊密に協力して一連の意義深い活動を展開してきました。メンバーは不断の努力を続け、それぞれの分野で中国と上海に関心を持ち、中日間の交流や協力を支援してきました」述べ、さらに、「皆さんのおかげで白玉蘭賞の中身はいっそう豊かになりました」と謝意を表した。 

 8月と9 月のコロナ禍の厳しい中で、日本はオリンピックを成功させ、世界中に感動を呼び起こした。そして来年の2月には、北京で冬のオリンピックとパラリンピックが開催される。

 上海日本白玉蘭会の星屋秀幸総代表は、「メダルの獲得数はともかく、大会の参加者やボランティアの方々は、様々な交流を通じて国際親善を深めました。心から北京のオリンピック大会の成功を祈ります」と述べた。

 交流会では、白玉蘭賞の由来、受賞者の情報や定期活動などを紹介する上海日本白玉蘭会の新たな公式サイトも披露された。

 交流会の後、ソニー株式会社社長を歴任した出井伸之氏が、「日中関係とアジア成長」をテーマに講演を行った。上海市友協理事機構、企業、シンクタンク、高校の代表が講演を聞いたほか、上海理工大学と上海対外経済貿易大学に設けられた分会場でも、大学生の代表らが講演を聞いて積極的な相互交流を行った。そして最後に、上海市友協の景莹副会長が締めくくりの言葉を述べた。

(編集:f)