ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

【都市更新】百禧公園が上海最長の市場から立体公園に変身

2021年 9月 26日16:14 提供:東方網 編集者:曹俊

  上海市普陀区曹楊路蘭渓路の交差点には、「鉄道曹楊農業貿易市場」と書かれた大理石の看板があるが、その傍らには「禧」という字が書かれている。2021上海都市空間芸術シーズンが開幕するにあたり、以前は鉄道市場だったここに、新しい百禧公園がオープンした。

  百禧公園の長さは約1キロ。高いところから俯瞰すると、まるで過去と未来を繋げる橋のようだ。ここは昔、「真西支線」という鉄道が通っていて、北から南まで真如駅と上海西駅を繋げていた。都市が発展するにつれて真如貨物鉄道は歴史の舞台から姿を消したが、長さ800メートル、幅15メートルの線上の空間が残った。1999年11月になって、ここに曹楊鉄道総合市場がオープンした。百貨店、アパレル、ジュエリー、飲食などの店舗が並び、近隣に住む住民らにとって便利な場所となった。

  そして9月26日、この場所は再度、百禧公園に変身した。公園は明るい色で統一され、ちょっと変わった構造となっている。最も特徴的なのは上、中、下の3層になっている点だ。地下1階は展示ホール、1階はバスケットボールのコートや、休憩所などで、最上階が歩道になっている。

  そして人々の記憶にある旧い姿を留めるようと、農業貿易市場の看板を残し、最上階にも歩道の日除け棚がデザインとして取り入れられている。

(編集:曹 俊)