世界知的財産権機関（WIPO）はこのほど、２０２１年の「グローバル·イノベーション·インデックス２０２１」を発表した。中国は１２位となり、２０２０年より２位上昇した。中国は２０１３年から９年連続で順位が上がっている。上海は世界イノベーションクラスター経済圏ランキングで８位となり、去年より１位上昇した。
　レポートによると高所得層でスイスが１１年連続で１位を獲得し、２位～５位までは順に、スウェーデン、米国、イギリス、韓国だった。中国は１２位で高中所得層では順位が最も高く、高所得層の日本、イスラエル、カナダなどを上回った。
　経済圏のランキングでは、日本の東京―横浜地区、中国の深セン―香港―広州地区、北京が１～３位となり、上海は８位で去年より１位順位を上げた。

（編集：範易成）