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「中秋節はまるでセレモニーのよう」と外国人

2021年 9月 22日16:09 提供:東方網 編集者:曹俊

  9月21日の旧暦八月十五日、「外国人の物語」クラブ中秋節パーティーでのこと。カナダから来たショーン·パトリック·ティリング(Shawn Patrick Tilling)は、1時間かけて化粧と着付けをして武士に変身した。これは彼にとって昆曲の初舞台だが、馬のむちを持って堂々と一回りした。そして彼は、「なんて不思議な体験だ!」と驚きの声を上げた。この日、外国人の友人らが家族と一緒に集まり、昆曲を聞きながら中国の民俗文化を体験して、セレモニーのような中秋節を楽しんだ。

  アルメニアのアストレッド·フォゴシャン(Astrid Poghosyan)はバイオリンを持って早く会場に着いた。この日は中秋節でありながらアルメニアの国慶節でもあるので、彼女にとっては普通ではない意義がある。『梁山伯と祝英台』から『ジャスミン』まで、クラシックな中国民謡を演奏した。また、中国の友人と『月が私の心を代表する』を歌った。ここで家のような暖かさを感じたと彼女は語った。

  そのあとで行われた体験学習で、外国の友人は600年の歴史を誇る昆曲の世界に入り、衣装を着て先生の真似をしたりした。テレビで昆曲を見た洪原淑(Wonsook Hong)も、試めしに長袖を着て、「小さな動作だがやりにくい。中国文化への理解が深くなった」と述べた。

  会場の外で行われた飴絵、切り紙などの民間芸術ショーも外国人を魅了した。メキシコからの留学生のプラール·メフィア·ブレンヒル(Pilar Mejía Buenfil)は上海大学の博士で、同級生に誘われてイベントに参加した。切り紙の図案に引き付けられて、はさみを持って真剣に真似し始めた。中秋節というと、最初に思い浮かぶのは「月餅」だ。メキシコにも、嫦娥が月に向かう物語のような月の伝説があると話した。

(編集:曹 俊)