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「上海の先進製造業の発展に関する『第14次5ヵ年計画』」が発表

2021年 9月 10日11:39 提供:東方網 編集者:範易成

  9月9日午前、上海市政府は記者会見を行い、「上海の先進製造業の発展に関する第14次5ヵ年計画」を紹介した。

 「第14次5ヵ年計画」期間は、上海の製造業が質の高い発展に向けて前進する重要な時期だ。全体として、ハイレベル産業の先導機能の強化、産業のデジタル化の加速、「上海製造」ブランドの活用などを目標の柱と据えている。2025年までに、上海は産業の基礎能力と自主革新能力を大幅に強化し、長江デルタと連携して世界クラスの産業クラスターを構築することで、ハイレベル製造業の成長とグローバル製造業の拠点を構築するための強力な基盤を構築する。そして2035年までには、より多くのコア技術の応用を可能とする。国際的な協力と競争力の大幅な強化で、ハイレベルの製造業の成長とグローバルな製造業の拠点を基本的に構築することを目指している。

 「3+6」の新産業システムの提案は、「計画」のハイライトであり焦点でもある。「3」は、集積回路、生物医学、人工知能の3つの先進的な産業を指す。「6」は、電子情報、生命·健康、自動車、ハイレベル機器、先端材料、ファッショナブルな消費財を指し、産業発展の「集団軍」と位置付けられている。 主な産業のうち、新エネルギー自動車産業では、自動車の生産能力、人材、政策、技術を活用して、新エネルギー自動車の開発を新たなレベルで推進する機会を捉える。インフラ産業に関しては、上海は2020年にすでに5Gの屋外マクロ基地局の新設数や設置密度において全国をリードしている。

 計画は、産業革新能力の向上、産業チェーンの近代化の促進、グリーン·低炭素開発の促進など、10の重要課題を提案しているが、これらは簡単に言えば、ハイレベル化、デジタル化、クラスター化、ブランディング化とグリーン化に概括できる。

 「第14次5カ年計画」の期間中、製造業のデジタル化のために、上海はデジタル技術の適用を加速し、新たなデジタルインフラを推進するなど、一連の取り組みを行う。また、上海市は政策イノベーションの強化と国有企業のデジタルト化プロジェクトを推進し、外資系企業がデジタル技術の研究開発セーターやクラウドサービスセンターを設立することを支援する。

 記者会見では、「『第14次5カ年計画』の期間中、上海は金融及び技術革新の役割を果たし、先進的な製造業の高品質的な発展を支援する」ことが強調された。

 「計画」の全文は「中国上海」公式ページに掲載されているので、詳細についてはそちらをご参照願います。

(編集:k)