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第4回輸入博を前に上海税関が輸入品の対策を

2021年 8月 19日17:27 提供:東方網 編集者:範易成

 第4回中国国際輸入博覧会の開催が間近に迫っている。税金や輸入品といった出展企業が特に関心を持つ様々な問題に対し、上海税関が今回、詳しい対策を公開した。

 第3回輸入博に出展された海外からの中国骨董品コレクション

 前回と同じように、海外の骨董品やコレクションも今度の輸入博に出展される。優遇政策を満たす展示品の場合は非課税で輸入することができる。まだ、海外からの出展者の負担軽減のため、出展する展示品の税金保証に関しては、国立展示コンベンションセンター(上海)株式会社が処理を行う。

トルコの出展者が第2回輸入博に出展した「ビッグバザール」(写真提供:洋山海事安全局)

 海外の展示品を中国に保管する期限について、上海税関は2018年にこの期限を以前の6ヶ月から1年に延長した。そして、輸入博が閉幕した後でも海外出展者は展示品の展示や販売が続けることができる。

第3回に出展した世界トップクラスのヨット「リヴァ」

 展示品の試食や試用は税関の審査を受けなければならない。展示物の使い方と数量も書面で提出する必要がある。さらに、食品と化粧品は事前に必ず抜き打ちチェックを受ける必要がある。 今回の輸入博でも持ち込み禁止の展示品がある。注意点として、「中華人民共和国動植物検疫法の出入り禁止法」に規定された禁止品のほか、福岡県と群馬県を含む日本の十県の食品と食用農産物及び飼料の輸入も禁止となっている。


 第3回輸入博に出展されたスペイン産ハム (写真提供:張海峰)

(編集:Kitsu)