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上海16歳の陳芋汐選手がシンクロ高飛び込みで金メダル 11歳時の訓練映像も披露

2021年 7月 27日17:26 提供:東方網 編集者:曹俊

27日午後、上海の陳芋汐選手(16歳)が、パートナーの張家斉選手と共にシンクロ高飛び込みで363.78点を出して優勝した。上海の選手にとっては東京五輪で2枚目の金メダルであり、上海で15人目の五輪金メダリストになった。

 陳選手は2005年9月に上海で体操に従事する家族に生まれた。体はあまり丈夫ではなかったが、スポーツが大好きな子供だった。

 3歳になると、父の指導のもとで体操を始めた。2011年、6歳になった彼女は、上海飛び込みチームのリーダーである史美琴女史に見出されて飛び込みに転向する。そして6年後には、上海飛び込みチームでの試験訓練をスタートさせた。

 

2017年5月末、上海テレビのドキュメンタリー撮影クルーが撮影した陳選手が上海飛び込みチームでの訓練の様子

 2017年5月末、上海テレビのドキュメンタリー撮影クルーは、上海飛び込みチームの訓練の様子を撮影に行った。その時、厳しく叱られている陳選手がクルーの目に留まり、その日の訓練の様子だけでなくその後も数ヶ月にわたって彼女の様子を追い続けた。当時、高飛び込みの207Cという上海飛び込みチームの看板技を練習していたが、非正式メンバーである陳選手にとってその技は大きな挑戦であり、あまり上手に飛び込みができなかった。しかし、コーチの励ましや数ヶ月に及ぶ厳しい練習で、技はだんだんと目標に近づいていった。

 そして2018年10月、上海飛び込みチームの正式メンバーとなる。さらに5ヶ月後には、すばらしい技術と安定的な心理状態で中国国家飛び込みチームに選抜され、2019年から、世界大会でいい成績をあげるようになった。

(編集:曹 俊)