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2021年 7月 14日17:02 提供:東方網 編集者:范易成
14日夜、音楽家の譚盾氏が創作した「大地の声」が、上海夏音楽祭で上演される。譚氏は、「私は多くの作品を上海で創作した。この都市は私の事業を切り開き、多くの発想を与えてくれる。上海に感謝の念を持っている」と述べている。
「大地の声」は2011年にオーストリアの作曲家のグスタフ·マラー逝去100周年を記念するために創作したものだ。マラー氏は中国の唐詩から発想して、「Das Lied von der Erde」を創作した。二つの作品は1つの世紀を隔てているが、舞台では時空を超えた対話が行われる。
「大地の声」は交響楽団の一般的な楽器だけでなく、植木鉢、金魚鉢、石の腰掛けなどの101点の陶器や石の楽器を使用して、大地の声と力を伝える。
「大地の声」は譚盾氏の有機音楽·大自然三部曲における最後の一部で、先の「水楽」と「紙楽」に続く「尭楽:大地の声」という作品だ。作品において譚氏は、水、紙、陶磁器を楽器として用い、交響楽に東方からの要素、自然からの要素を注いだ。氏は、「生活と魂に最も近いのは自然の音で、心の深層の悟りである。それは最も綺麗なリズム、最も感動させるメロディーだ」と述べている。
(編集:曹 俊)