中国上海市の奉賢博物館で、このほど、三星堆遺跡と金沙遺跡の出土文物を集めた特別展 が開幕した。四川広漢三星堆博物館、成都金沙遺跡博物館と上海奉賢博物館の共催による同特別展で、貴重な文化財計１３０点（組）余りを展示し、会期は８月３１日まで。

　展示品の中には、青銅器や金器、玉石器、陶石器などの国家1級文化財６０余点（組）が含まれており、来場者はさまざまな側面から古蜀文明の魅力を味わうことができる。

　特別展は３つの部分に分かれていて、「神秘的な古代蜀文化」は古蜀文化の同文化の歴史、地理などを紹介する。「不思議な古蜀遺跡」は、三星堆遺跡と金沙遺跡の出土文物を展示し、古代の人々の生活を再現する。さらに、「考古現場に歩み寄ろう」では、遺跡に対する探求を展示する。

（編集：ｆ）