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メーデー5連休に空前の旅行ブーム到来

2021年 4月 30日17:16 提供:東方網 編集者:範易成

  まもなく始まるメーデー5連休には、空前の旅行ブームが訪れる見通しだ。5月6日から8日まで三日間休暇をとると、合わせて9連休とすることができる。これがさらに旅への意欲を掻き立てる。公安部交通管理局によると、航空券や観光スポットのチケット、ホテルなどの予約者数は、2019年同期より著しく増加した。

故宮(北京市)

  4月25日現在、北京の故宮博物院の入場券公式販売サイトでは 、5月1日から5日までの入場券がすでに売り切れと表示されている。先ごろの三星堆遺跡の新発見が、今年の古代遺跡や博物館などへの観光意欲を高めているそうだ。オンライン旅行予約サイト「飛猪(Fliggy)」によると、博物館や遺跡など観光スポットの予約者数は、前年比で15倍以上に増加。三星堆博物館をはじめ、陝西歴史博物館、北京国家博物館、上海科技館、西安碑林博物館なども、検索ランキングで急上昇している。

上海ディズニーランド(上海市)

  「携程(Ctrip)」によると、上海ディズニーリゾート、秦始皇帝陵及び兵馬俑、長隆野生動物世界、珠海長隆海洋王国、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、龍門洞窟、張家界国家森林公園、鼓浪嶼などの、各地を代表する定番観光スポットも、依然として高い人気を保っている。

鼓浪嶼(福建省厦門市)

  航空券の予約状況からみると、最も人気がある目的地は、上海、北京、三亜、広州、成都、重慶、西安、厦門、広州、深センの順となっている。人気路線の航空券の価格も高騰し、平均価格は1021元(約1万7000円)。ホテルの予約者数も、2019年同期に比べて43%も増加した。これにつれて料金も跳ね上がり、美しい海岸線で有名な三亜では、1泊あたりの客室料金が1696元(約2万8000円)に達した。長沙、西安、厦门、武漢などの民泊もほぼ満室になっている。

三星堆博物館(四川省広漢市)

(編集:王笑陽)