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上海市では肺、大腸、甲状腺のがん罹患率が高い

2021年 4月 16日16:04 提供:東方網 編集者:王笑陽

 4月15日から21日までは、第33回上海がん予防推進ウィークである。がんは主な慢性疾患のひとつで、上海市衛生健康委員会のがん統計によると、2017年に新たにがんと診断された患者数はのべ7万9000人で、人口10万人あたりの発症者数は546人。部位別で最も多いのは肺で、大腸、甲状腺と続く。がんで死亡した人は3万7000人で、人口10万人あたりの死亡者数は256人である。がんは上海市民の死因の第2位となっていて、部位別の死亡率でみると、肺がん、大腸がん、胃がんが上位を占めている。

 いっぽう、がんの5年生存率は55%で、10年以上上がり続けている。また、一般的ながんの早期発見率は39%に上昇した。現在、上海には49万人のがん患者がおり、人口全体の約3%を占める。上海市の人口高齢化は、がんの発症率と死亡率が持続的に上昇する主な原因であると考えられている。