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輸入博に3度出展した「匠の盛宴」が上海で日本ライフスタイル体験店を開設

2021年 4月 12日17:41 提供:東方網 編集者:曹俊

  一日三食の米·麺から調味料まで、アフターヌーンティーの軽食からコーヒーまで、おいしいスイーツからアイスクリームまで、名物土産から人気小吃まで、輸入博では毎回、「匠の盛宴」展示エリアが注目を浴びている。そしてこのエリアの延長として、「匠の盛宴」日本ライフスタイル体験店が12日、上海宏匯蓮花広場に正式開業した。ジェトロ上海事務所、上海市虹橋商務区(閔行)投資促進センター、日中経済協会上海事務所と協力企業の関係代表と責任者が開業式に出席してテープカットを行った。

  「匠の盛宴」は2018年の第1回輸入博から3年連続で出展。日本の有名な食品メーカー数社と協力した日本(北海道)食品特色展示エリアを出店し、輸入博での人気の展示エリアになっている。今回登場したライフスタイル体験店は、輸入博から外に延長する初の実体店舗で、輸入博の後実施されたプロジェクトの一つである。今後はより多くの人々が輸入博の後にも日本式のライフスタイルを体験してもらおうと、浦東金橋と虹橋地区にも支店を出す予定だ。

  店内には北海道食品展示エリア、カフェ、弁当厨房と生活体験区など四つのエリアが設けられ、北海道の食品をメインに100数種の人気グルメと生活用品が所狭しと並べられている。さらに健康体験サービスを提供するロボットと、人気商品とグルメの物語を展示する2台のロボットも設置されている。

  店の責任者である森はるか氏は、店舗には厨房、リビングルーム、カフェなどがあるので、まるで家に帰って来たかのような感覚を感じて欲しいという。そして今回紹介している日本の商品、特に北海道地区の食品と商品を通じて、日本の健康で多元化する厨房文化を伝えるとともに、より多くの中国の友人に上海で健康、ファッション、シンプルなライフスタイルを体験してもらいたいと希望している。

  弁当は日本の食文化の重要な一分野だが、同店の弁当も中日両国の上質な食材、栄養バランスのとれた日々の食事を提供することに力を入れている。ここでは365日毎日、異なる弁当を提供するために、現在、186種の弁当を用意しているそうだ。毎日バランスのいい栄養摂取を確保するため、中国国家水泳チームの于良栄養士を首席栄養士に迎えている。

  日中経済協会上海事務所、北海道経済交流室の早田武志室長は取材に応じて、上海の消費者には「匠の盛宴」体験店を通じて、北海道の米、調味料などの商品を体験し、本場の北海道の味を知ってもらいたいと述べた。

  他にもこの店では、親子弁当DIY、コーヒーサロン、弁当教室などの各種イベントを催しを行って、中日の食文化交流の架け橋となり、中国·上海で質の高いライフスタイルやグルメに熱中する人々に新しい体験をしてもらいたいと願っている。

(曹 俊 写真も)