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2021年 2月 25日15:38 提供:東方網 編集者:曹俊
『長江デルタ地区一体化発展計画綱要』の実施に向けて、虹橋国際開放ターミナル計画をハイレベルで立案し、長江デルタ地区の改革推進、協同開放を促進する『虹橋国際開放ターミナル建築全体方案』が、このほど、国務院に許可され、国家発展と改革委員会によって印刷配布された。
この『全体方案』によると、虹橋国際開放ターミナルは2035年までに全面竣工し、「一核両帯」という機能が形成される。
「一核」とは上海虹橋ビジネスエリアの意味で、国際化中央ビジネスエリアと国際貿易センターという新しいプラットホーム、及び総合交通ターミナルの機能を主に担当する。
「両帯」とは虹橋ビジネスエリアを起点として北に延長する部分と南に延長する部分を意味する。
ハイライト:
上海地域を走る鉄道の嘉青松金線と金山鉄道を、浙江平湖、海塩、南楓線等の路線に延伸する前作業を進める。
虹橋国際空港の免税ショッピングエリアを計画に沿って拡大申請し、出国税の還付について「買ってすぐ還付」を試行する。
金山華東無人機空港、平湖ヘリコプター基地、並びに、蘇州(太倉、相城)航空·宇宙材料産業基地を建設し、グローバル航空企業本部基地とハイエンド臨空サービス業集中区の建設を支持する。
外国人医療関係者の地域での滞在、仕事および、患者とその付き添いの入国、滞在、診察に利便性を提供する。
外商によるシアター、映画館、音楽ホールといった文化関連施設の建設と、演出場所·経営機構の設立へ向けた投資を許可し、影響力のある文化·スポーツ大会の導入を目指す。
中国にいる外国人児童·生徒のための学校設立を試行する。
虹橋ビジネスエリアから国際通信出入局に至る国際インターネットデータ専用回線を設立する。
虹橋ビジネスエリアの企業と非住民に向けて、金融機構がクロスボード債権を発行、クロスボード投資·購買するなどのサービスを提供することを奨励し、人民元クロスボード貿易融資と再融資事業の展開を支持する。
虹橋国際開放ターミナルを国際展示会を開催するための中心的エリアとして構築する。
上海自由貿易試験区臨港新区に海外の大手仲裁·争議解決機構を設立すること、及び、虹橋ビジネスエリアにその支部を設立することを許可し、国際ビジネスや投資などの分野で発生する民事·商事争議に対する仲裁事業を展開する。
(編集:曹 俊)