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上海がグローバル新品発売拠点を建設

2021年 2月 4日16:43 提供:東方網 編集者:曹俊

 今年に入って、上海の第1号店経済は再び活気を見せている。1月にはVansの中国第1号店「Vans上海」ブランド体験センターが、南京路歩行街で試験営業を開始。また、世界最大の化粧品グループであるロレアル傘下の3CE STYLENANDA上海旗艦店も新天地にオープンした。

 「上海ショッピング」ブランドの成功には、第1号店の経営が切り札となる。上海市商務委員会によると、上海では今年、第2回「五五ショッピング祭り」を開催する予定で、これを契機としてハイエンド消費の育成やグローバル新品発売の拠点建設、発売経済モデルエリアと新品発表のランドマークを作り上げたいと考えているが、このために800社の第1号店の新規開店を目指す計画だ。


 これまでのところ、上海の「第1号店経済」は好成績を上げている。2018年5月から2020年8月までの間、上海には国内外ブランドの第1号店2351店がオープンした。これは1日あたりで見ると2.4店の多さで、グローバルかアジア第1号店で見ると52店で、中国で最も多い数となっている。昨年は新型コロナが世界の小売業に大きな影響を与えたが、上海は第1号店を909店誘致した。これらのブランドを国別で言うと、日本、米国、フランスが主で、国外の第1号店ブランドの20.2%を占めている。

アナリストは2020年の上海第1号店経済には三つの嬉しい現象が見られた、と分析している。第一に、第1号店に続いてチェーン店もオープンした。第二に、数年前に第1号店を出した企業は、上海の明るい経済見通しを考え、2号店をオープンしたか改装している。第三に、様々な理由で上海市場から一度撤退した第1号店のブランドももう一度上海に戻っている。

(編集:曹 俊)