ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

上海市政府主催の27日の記者会見

2021年 1月 28日14:48 提供:東方網 編集者:王笑陽

 上海市第15期人大第5回会議が閉幕したのを受けて、27日午後、上海市政府は世博中心で記者会見を開いた。龔正上海市長が出席し、今年の経済成長目標や春節の大型連休期間における新型コロナウイルス予防策、「5つの新城」の建設、外資誘致といった注目度の高い話題をめぐり、新華社、解放日報、人民日報などの記者の質問に答えた。

 「今年の上海経済についてどのように予想しているか」という質問に対して龔正上海市長が、「今年の経済成長率の目標については、ちょうど閉幕したばかりの第15期人大第5回会議で審議されたが、6%以上と予想されている。この目標は目下の情勢と将来の予測を踏まえて設定されたものであり、努力すれば達成が可能だと考えている。我々は経済安定を確保する中での成長を目指している」と答えた。

 そして、新型コロナウイルスについては、21日以降、上海市で16人の新規感染者が確認されているので、来月の春節に合わせた大型連休期間に、上海市がどのように感染拡大を防止するのかも注目されている。龔正上海市長は、「早期発見、早期警戒、早期追跡、早期対処」という4つの「早」と、「流行の最初に最重要問題を最小のコストで解決し、生産生活への悪影響を最小限に抑え、全体として最高の利益を得る」という5つの「最」を強調した。また、市民に向けては、大型連休中は不急不要での外地·外国への移動を避けるよう呼びかけた。

 外資誘致に関しては、昨年、51社の多国籍企業の地域本部と20ヶ所の外資研究開発センターが上海で設立され、計20万人以上の外国人が上海で仕事をした。龔正上海市長は今年も開放拡大を堅持する予定で、特に、電信、インターネット、クラウドサービス、医療、文化などの領域の開放を進め、ビジネス環境の国際化、法治化を目指している。また、今年4回目の輸入博を開催する計画で、各国の企業の参加を歓迎すると述べた。