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上海市の82万人が新型コロナワクチンの接種終了

2021年 1月 20日14:25 提供:東方網 編集者:曹俊

  19日午後、上海市政府新聞弁公室、上海市疾病予防コントロールセンター、及び嘉定区衛生健康委員会の関係者が記者会見を開き、上海嘉定体育館(新館)で行われている新型コロナワクチンの接種について状況を説明した。

 席上、上海市疾病予防コントロールセンターの孫暁冬副主任が全体情況について以下のように説明した。1月18日時点で上海の82万人が接種を受けた。内訳は1回目の接種が58万人で、2回目が終わった人は24万人いるが、重篤な副反応は起きていない。現在、上海市内16の区に17ヶ所の臨時接種所と40ヶ所のコミュニティ予防接種外来が設置されていて、今後ニーズに応じて増設することも可能だ。優先接種者に対しては機構で繰り上げて予約し、組織的に接種を実施する。現在の接種対象は18~59歳の人で、使用されているワクチンは主に中国国薬が生産のものだ。また、1月7日から、個人で出国する人に関しては健康雲APPの予約登録システムに登録·予約して、指定された17ヶ所のコミュニティ衛生サービスセンターで緊急接種を受けることができようになった。こちらは18日現在で7670人がネット上で登録し、予約済が3881人、接種完了は1824人という状況だ。

 

 記者は嘉定に設けられた臨時接種所を見学したが、ここでは「待機~登記~接種~観察」という四つのエリアが厳格に分けられている。接種する人は待機エリアで1メートルの間隔を取って待ち、体温測定などを受けた後入場する。そして登記エリアでスタッフに接種コードを持って個人情報を申告した後、接種同意書に調印して接種エリアに入るようになっている。接種後は出口で手のひらに接種時間が書かれた紙が貼り付けられ、観察エリアにおいて30分間の観察をうける。

 

 観察エリアにいる接種後の人に話を聞いたところ、皆は基本的にいい感じだったと述べた。上海汽車集団の徐雷さん(音読)は、「よかったですよ。接種は無料です。身近な人にも早めに接種するように薦めています。中国でワクチンの接種は普通のことで、家族にも社会にもいいことです。ワクチンは安全で高効率なので、心配する必要はありません」と述べた。もう一人、イースン·チャンさんは、「予約はとても簡単で、今日申し込めば明日には接種できます。2回目の接種まで14日間空けたほうがいいです。関係部門が注意事項を事前に伝えてくれるので、新型コロナのワクチン接種は簡単です。国を信じて、ワクチンを信じます」と答えた。

  上海市嘉定区衛生健康委員会の王濤副主任によると、嘉定体育館(新館)接種所は2020年12月21日に開設され、予備検査ユニットが10カ所、接種ユニットが30カ所あり、毎日7600人に対して接種が可能である。

(曹 俊 写真·動画も)