２０２０年は特別な一年であった。新型コロナウイルスや中米貿易摩擦などによって、企業の経営は様々な影響を受けた。しかし、このほど上海市市場監督管理局が発表したデータによると、去年１年間、上海に新設した企業は４１.７９万社となり、２０１９年と比べて１３.７％も増加。登録資本金も２７６３０.０８億元と、前年より３４.０％と大きく増加したことが分かった。

  一日あたりの企業新規登録について見ても１６６５社と、前年より１２.８％増えていた。これらは上海市場の活力がコロナウイルスの影響を受けなかったことを示しており、上海の経営環境の優位性と、中国投資における最適な選択であることの証明といえよう。

  去年新設した企業の内訳を見ると、賃貸とビジネスサービス業、卸売りと小売業が最多の２分野で、のべ２２.７５万社だった。さらに人口１０００人あたりで見ても、昨年の新設企業数は１７社、企業の保有数は９９社と、起業の意欲も依然として盛んであることが分かった。

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