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2020年上海外商投資企業による貧困支援優秀ケース発表会が開催

2020年 12月 21日15:46 提供:東方網 編集者:範易成

 12月17日、「2020年上海外商投資企業による貧困支援優秀ケース発表会」が開かれた。発表会では、教育貧困支援、健康貧困支援、インフラ貧困支援、就業貧困支援などの分野において外資系企業産業が行った優れたケースが発表され、授賞式が行われた。また夜には、外資企業ボランティアサービス連盟の特別基金設立も発表された。

 半年間に22の優れた外資貧困援助ケースが応募

 今回の発表会は上海市人民対外友好協会、上海市外商投資協会、上海日報の共同で主催された。上海の外商投資企業による貧困支援の優秀な成果と経験をまとめ、共有し、普及させることが目的で、上海市商務委員会などの政府部門、貧困支援プロジェクトに参加する外商投資企業代表、社会組織、公益機構及び公益事業に熱心に取り組む国内外の約200人が発表会や関連するイベントに参加した。

 発表されたケースは上海市外商投資協会が今年6月と10月に「外資系企業の貧困支援成果」として募集したもので、産業、教育、健康、インフラ、就業など多くの分野に及ぶ60近くの応募の中から最終的に優れたケース22件が選出された。上海市外商投資協会の黄峰会長は、「年に一度のテーマイベントとして、外商投資企業の優秀な貧困支援ケースを募集した。これらの選出と発表を通じて、外商投資企業による貧困支援成果を積極的に宣伝し、経験を共有して参考にしてもらいたい。そしてより多くの人が貧困支援事業に参加することで、外商投資企業の中国社会における責任の影響力を拡大したい」と述べた。

 得意分野で新農村建設と持続可能な発展に助力

 各賞を受賞した企業は、以前から中国の貧困援助を行ってきた。ロシュ·ダイアグノスティックス株式会社による癌のスクリーニングの教育訓練プロジェクトは、健康貧困支援の優れたケースの一つだ。ロシュ·ダイアグノスティックス株式会社中国の姚国梁総経理は、ロシュ·ダイアグノスティックスが中国の貧困支援事業における成果の証人であり、農村の経済発展、教育と健康水準の向上、環境保護の成果、生活の安楽と幸福を見てきたと述べた。

 同じく健康貧困支援の優れたケースであるドテラの「手を携える基金」プロジェクトは、カシュガル市、シガツェ市などに寄付を行って、重症の子供たちのスクリーニングと治療を支援することで、「病気で貧困になる」という悪循環からの脱出を支援してきた。ドテラ中国の劉魏公共関係マネージャーは、「今回の受賞は当社の公益事業に対し肯定と激励を与えるものだ。今後もドテラ中国は植物資源の開発や植物資源の利用における得意分野で力を発揮し、新農村の建設に力を入れ、人々の収入増を促すことに貢献したい」と述べ、さらに「ドテラ中国はシステム化、体系化、専門化の社会的責任体系を構築することで積極的に多くの公益プロジェクトに参加して、社会的責任を深く探求するつもりだ」と語った。

 公益に助力 外商投資企業ボランティア連盟特別基金が設立

 発表会と日を同じくして、外商投資企業ボランティアサービス連盟特別基金設立も発表された。上海市外商投資協会、アムウェイ中国、ロレアル中国がこの基金の最初の投資機構と企業になった。

 会場では中外婦人書画クラスの受講生が描いた水墨画24枚が展示され、チャリティーバザーが行われた。中外婦人書画クラスは上海市外商投資協会自動車分会が長年展開している多国籍文化交流プロジェクトであり、上海汽車集団の外国籍執行役の夫人たちで構成されている。メンバーは学習、交流を通じて、各自の中国文化に対する愛と独自の見解を画仙紙に描き、芸術的造詣を表現した。今回のチャリティーバザーの収益金は、すべて外商投資企業ボランティアサービス連盟特別基金に寄付されるとのことだ。

(編集:f)