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2020年上海市「白玉蘭記念賞」授賞式が上海で開催

2020年 9月 17日12:27 編集者:曹俊

 9月16日、傑出した外国人50人に対して、2020年上海市「白玉蘭記念賞」が授与された。上海市人民政府外事辦公室の張小松主任など、上海市政府の幹部8人が褒章と証書を授与した。

 今年の受賞者は19カ国に及び、経済貿易、金融、科学技術、教育、文化、衛生、友好交流など多くの分野で上海の高品質な発展に重要な貢献を果たした人たちである。
 新型コロナウイルスの感染拡大時、受賞者は先頭を切って寄付を行ったり、国境を越えて医療用品を仕入れたり、科学技術の研究開発を手助けするなど、様々な形で大きな貢献を果たした。さらに各々のリソースを駆使して復帰と再生産に寄与した姿は、まさに人間性の輝きを体現したものといえよう。
 ドイツのテュフ·ラインランド上海会社の陸勲海執行役員は、白玉蘭記念賞を受賞した外国人の一人だ。今年の初めに新型コロナウイルスが発生した後、テュフ·ラインランドは一番にアリババ公益基金会の医療用品寄付プラットフォームに参加することを決め、国内の医療用マスク、防護服、ゴーグルなどの防護用品の検査サービスを無料で提供した。陸功海は受賞者を代表してあいさつし、「中国で疫病を経験し、コロナ禍の影響から回復したことで、8年前に上海に生活を移した決定は正しかったとの思いがいっそう強くなりました。優良なビジネス環境、一流の人材、政府の支持の下の調和の取れた国際コミュニティは上海の最も優れた点です。上海という都市が引き続き発展すると信じています」と述べた。
 新しい時代の上海は特殊な使命と責任を負っている。改革開放の新たな出発点に立って、全力で「五つの中心」を建設し、「四つの機能」を強化し、国内の大循環を主として内外の2つの循環による新しい発展構造の形成を加速させて行かなければならない。外国人にとってこれは、更なる発展の好機とプラットフォームが上海で提供されることにつながるだろう。
 YKK中国投資有限公司の大門和人総経理は、「受賞できて光栄です、皆様のご努力に感謝します。新型コロナウイルスが発生して以来、再生産において政府は私達に多くの支援を与えてくれました。また税収、社会保障などの政策でも優遇していただきました。今年の売上高は前年を上回る見通しです。ですから上海の経済にはとても自信があります」と感想を述べた。
 LVMHモエ·ヘネシー·ルイ·ヴィトン大中華地域の呉越総裁は、「白玉蘭記念賞は当社が引き続き上海のファッション産業に参加することの励みになります」と述べた。東京海上日動火災保険(中国)有限公司の有田幸央総経理も、「この国際的な表彰式に出席して、各国の人々が上海に貢献していることを知りました。自分の使命の重要性をより強く感じました」と述べた。
 「白玉蘭記念賞」は上海市対外表彰の一つとして上海市政府が1989年に設立した表彰である。上海の経済建設、社会発展、対外交流に目覚ましい貢献を果たした外国人を表彰し、励ますことを旨とする。これまでに受賞した外国人は1266名に上る。

(実習編集:範応良)