ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

ファーウェイの5G+XRイノベーションセンターが上海外灘で初公開

2020年 9月 16日17:26 提供:東方網 編集者:範易成

 15日、上海虹口区の北外灘にあるファーウェイの5G+XRイノベーションセンターが一般公開された。これは中国国内初の5G+XRイノベーションセンターである。このセンターの役割は、企業、組織などのための交流プラットフォームとして、5G+XRの応用を中心として政府と企業の間の協力を強化することで、5G+XRの業務の実用化を促進することにある。さらに都市管理と経済発展に助力し、地域の高品質発展を促進すると同時に、5G+XRの模範企業を育成する。

 「XR」とは、「VR」「AR」「MR」などの総称である。センターではヘルメットを被って指を動かすことでロケットを組み立てたり、自動車の部品を取り替えたりする工場の生産技術をVR(仮想現実)で見学することができる。他にも、画像認識技術を使って絵本の絵を「動かす」AR(拡張現実)教育や、携帯アプリでスキャンするとそれに対応する動画が出てくるAR実景テクスチャマッピングや、裸眼3D技術を通して心臓手術を行うVR医療などを見ることができる。

 今年になって北外灘で業務展開を始めた上海致景科技の管瑞峰副総裁は、上海致景科技ではファーウェイの5G技術を導入して全産業チェーンの資源要素を接続したと紹介した。そして、全チェーンのデジタル化改造を実現することで紡績産業チェーンの再構築が可能になり、さらには生産サプライチェーンから販売先をカバーする紡織工業インターネットプラットフォームを構築されるなど、業務のアップグレードが可能になったと述べた。

 ファーウェイは今後も産業資源要素を統合して、業界トップの製品とサービスを提供していく予定だ。そして、上海の5G+XRイノベーションセンターを全国トップクラスの特色あるクラウドコンピューティング産業基地に構築していくことで、自身と周辺地域の産業構造の転換と社会経済の発展に寄与したいと考えている。

(実習編集:范応良)