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上海市人民対外友好協会が大阪府日本中国友好協会とビデオ通話 「70年間風雨同舟」

2020年 9月 14日17:25 提供:東方網 編集者:範易成

 9月11日、上海市人民対外友好協会と大阪府日本中国友好協会が、ビデオ通話を行った。上海市人民代表大会常務委員会副会長で上海市人民対外友好協会会長の沙海林と、大阪府日本中国友好協会の梶本徳彦会長がビデオ通話を通じてあいさつし、双方の長年に渡る友好交流の成果と、特に新型コロナウイルス疫病が発生以来、双方が互いに支え合い、助け合ったことを振り返った。上海市人民対外友好協会の景莹副会長、大阪府日本中国友好協会の青柳明雄理事長、藤井秀幸副理事長などもビデオ通話に出席した。

 大阪府日本中国友好協会は、1950年に設立された関西地区で中日友好活動を展開する重要な民間組織である。今年はちょうど設立70周年にあたり、沙海林会長は、「70年間風雨同舟、大阪府友協は長い間中国に対する友好理念を持ち、中日友好事業及び大阪府、大阪市と上海友好都市関係の発展を積極的に推進し、大きな交流成果を収めました。上海市友協は今後も大阪府友協及び日本各界の友好人士とともに、中日友好関係の発展の各ステップを共に歩むでしょう」と、梶本会長に祝辞を述べた。

 これに対し梶本会長は、「この70年、日中両国の関係は様々な起伏を繰り返してきましたが、民間の友好交流が止まることはありませんでした。弛まずに日中民衆の友好交流を推進し、国民の心を通ずることは日中友好団体の不変の使命です」と述べた。

 沙海林会長はさらに、疫病発生後に大阪府日本中国友好協会と日本各界の人々が中国に援助の手を差し伸べたことに感謝を表し、「今回の新型コロナウイルスが全世界に蔓延していることは、実は私たちに深い啓発を与えてくれました。人類は運命共同体であります。疫病が発生した後、中日両国の人々はお互いに支え合い、助け合いました。疫病のせいで私たちは直接に会うことはできませんが、心は通じ合っています」と述べた。

 沙海林会長は梶本徳彦会長に、上海のコロナ感染拡大防止の取り組みと経済社会発展の最新状況を紹介した。いっぽう梶本会長は、最近の研究機関から得られたデータから、日本と中国は疫病対策において効果的な成果を収めたと述べた。そして双方は共通の願いとして、「互いの協力でコロナ禍を克服、早期の再開を期待、共に素晴らしい未来を迎える」を確認し合った。

(実習編集:范応良)