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第一回「上善フォーラム」が上海で開催 公益活動に力を入れる

2020年 9月 8日17:18 提供:東方網 編集者:範易成

  9月6日、上海外灘の新たなランドマークと呼ばれるBFC外灘金融中心にある美術館「復星芸術センター」で、第1回「上善フォーラム」が開催された。フォーラムは上海市民政局の指導のもとに、上海復星公益財団法人と他の13の財団法人の共催で行われ、「上善共識(一番善い合意)」という中国の特色ある公益活動と慈善事業の促進という目標で合意した。

  上海市民政局と上海市社会組織管理局の朱勤皓局長によると、上海は今、「公益の都市」作りに取り組んでいる。すでに市内各所に7600の公益基地が設けられ、教育研究、文化スポーツ、医療衛生、公共交通、社会組織、コミュニティサービスなどの幅広い分野をカバーしている。

  そして朱勤皓局長はフォーラムで、「上海の公益活動と慈善事業はすでに人民都市建設のテーマと緊密に結びついている。これは社会発展の方向と緊密に結びつき、都市発展の力となり、知らず知らずのうちに都市の品格を作り上げ、市民生活の一部となっている」と指摘。公益と慈善の精神を発展させ輝かしいものにし、より温かみのある都市を建設することこそ、上善フォーラムを開催する意義であると述べた。

  中華全国工商業連合会が民間企業1.2万社に対して行った調査によると、2019年末現在、公益活動と慈善事業に参加したことのある企業は8191社で、調査対象の65.5%に及んだ。そして今後も公益活動と慈善事業に取り組むと答えた企業は60%を超え、民間経済と民間企業が中国の公益事業の主要な力を担っていることを示している。

  第1回「上善フォーラム」共同主催者の一つで、民間企業の復星国際が提起した上海復星公益財団法人はすでに8年間活動を続けており、これまで「健康心暖―農村医者健康貧困扶助プロジェクト」や「Protechtingグローバル青年創新創業大会」など、多くのプロジェクトを展開している。

(実習編集:范応良)