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「上海サービス」が世界へ

2020年 9月 7日17:10 提供:東方網 編集者:曹俊

 「2020中国国際サービス貿易交易会」の開幕を目前に控え、4日、記者は会場となる上海主賓市展示エリアを訪問した。会場は生産性サービス貿易、及び生活性サービス貿易の二つのエリアに分けられ、上海サービス貿易のイノベーションの水準の高さが集中的に展示されている。

 上海主賓市展示エリアに入ると、まずC919中国産航空機の模型が目に入る。同機は2015年11月2日に総組み立てが完成し、2017年5月5日に初飛行を行ったものだ。

 模型の背景となっているのは、上海の有名な切り絵作家·李守白氏の作品『バンド映像』を用いた青写真だ。さらに展示業界の世界トップ技術である8K+5G+Cloud技術を採用した上海バンドのリアタイム放送も行われている。

 生産性サービス貿易エリアでは、陸家嘴貿易区と上海洋山四期全自動埠頭を代表に、上海の金融と港運という二大サービス貿易の重点分野での発展成果が展示されている。

 また、F1eスポーツ中国大会の試合設備の模型も設置され、マルチメディア技術によって試合のスピードと臨場感を体験できる。

1957年4月に設立された上海美術映画製作所は、中国民族アニメの発展に力を入れている。それと同時に、フランス、ドイツ、アメリカ、日本、カナダ、オーストラリアなどと協力してヨーロッパやアジア、北米にアニメを販売して、国際的に「中国学派」の美名を獲得している。

 生活性サービス貿易エリアでは、上海の海外消費と中医薬サービス貿易の2部門が中国を牽引する役割を果たしていることが分かる。

 「小紅書」というアプリは中国国内で最大のライフスタイルプラットホームだ。登録ユーザーは4億人を超え、一月あたりの活動ユーザー数は1億人を超えている。このアプリは展示会場でも生放送を行い、上海旅行サービス商品とスペシャルブランド品をPRする。

 中国~アラブ首長国連邦中医センター、中国~チェコ中医センター、中国~タイ中医センター、中国~モーリシャス中医センターなどの国家級海外中医薬センターは、上海が中医薬サービス貿易を大いに発展させて中医薬を世界に推し進めた成果である。会場に設けられた「中医智恵スクリーン」では、3分間中医AI身体検査、舌ミラー、経絡健康測定、遠距離5G中医、中医データAI分析、可視化中医データ図譜などの高度なサービスを集中的に紹介している。これらは上海中医薬健康サービス国際協力センターが関係企業、医療機構と協力して、中国の医師によるデータや2項の業界基準、6項の国際基準、100数万件の体質分析データ、3000以上の中医院の未病治療科室の経験を基に研究開発されたものだ。

(編集:曹 俊)