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上海市民の朝ごはん、中国式が最も人気

2020年 9月 4日14:58 提供:東方網 編集者:曹俊

  おいしい朝ごはんは、一日も欠かせない大切なものだ。このほど、上海市政府は「朝ごはんプロジェクト」をスタート。チェーン店の朝食の品質向上を主にして、特色ある店や、キッチンカー、出前プラットホームの宅配といった様々な形態も含めて、市民の朝食に対する個性化ニーズを満たすことを目指す。

 まず、市民の朝食の習慣とニーズを理解しようと、『新聞晨報』と『叮咚買菜』では5000名のユーザーを対象にしてアンケートを行い、『市民の朝食習慣の調査研究報告』を始めて出した。報告によると、回答者の95%が朝食は非常に必要だと答えている。このうち、家で朝食を食べる人がもっとも多く、76%を占めた。種類はアン入りの饅頭、饅頭などの中国式の朝ごはんがもっとも人気だった。

 年齢層から見れば、毎日朝食を食べる割合が最も高かったのは18歳以下で、学習段階にある子供にとって朝食が重要であることが分かる。18~30歳の人は相対的に低いが、大学、大卒および新社会人は生活が不安定なためか、毎日朝食をとる人は少ない。そして30歳以上になると毎日朝食を食べる割合が高くなり、60歳以上では98.35%に達した。

 朝食を食べる場所については、76%の人が家で食べると答え、次いで会社かオフィスが12.3%であった。

 最もよく食べる食品は多い順に、卵(88.5%)、粥(63.7%)、ミルク(62.9%)、パン(55.0%)、饅頭(50.2%)だった。

 家で朝食を食べる他に、スーパーやコンビニで朝食を購入する人も多い。朝食の値段は5~10元というのが55.2%を占め、 10~15元が20.5%で、5元以下は14.7%だった。15元以上の割合は9.6%しかなかった。

 朝食の時間については、午前7~9時に食べるのが最も多く約80%。午前7時前と午前9時以降に食べるのは20%以下だった。朝食にかける時間は働いている人で約10分、働いていない人になると約20分という結果だった。

(編集:曹 俊)