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話題のテレビ番組『公共安全教育開学第1課』第6シーズンを放送

2020年 9月 2日9:45 提供:東方網 編集者:範易成

 9月1日は上海市で小中学校の新学期が始まる日である。これに向けて8月31日の夜、上海市のテレビ番組『公共安全教育開学第1課』が予定通り放送された。今シーズンの『開学第1課』は現在の新しい生活様式における専門的な科学普及に関して紹介しており、教師や親の間で話題となっている。

 番組では、上海市公安局治安総隊の黄傑、交通警察総隊の賈傑、上海市消防救援総隊の趙錦禎、そして上海教科院普教研究所の王楓の4人が、それぞれ治安、交通、消防、心理の四つの面から市内の小中学生に向けて、危険認識とリスクを回避の方法を教えた。

 上海師範大学第1付属小学2年生のある子どもは、「『開学第一課』を見たあと、インターネットには見えない危険がたくさんあると意識しました。今後は変な外部リンクやQRコードを見ても自分一人で訪問しません。真っ先に母に見せます」と述べた。母親は、「以前のシーズンも毎回子供と一緒に見ていました。今回最も勉強になったのは、心理パートです。これからも番組の中の先生の教えに従って、日常生活の中でもっと子供と話し合い、勉強を指導するように頑張ります。新学期も始まるし、親として今最も心配しているのは健康問題です。この番組を通して基礎的な予防対策も勉強したので、子供がちゃんとマスクをつけ、手を洗うように注意します」と述べた。

 番組には復旦大学付属の華山病院感染症部の張文宏主任も出演した。張文宏主任は学校でのウイルス予防対策についての知識を話し、子供たちに「分餐制(料理を一人分ずつ盛り分ける)」と、食事前に手を洗う習慣を身に付けるよう注意した。

(実習編集:范応良)