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中国人気アニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)』日本語吹替版が間もなく公開

2020年 9月 1日9:47 提供:東方網 編集者:範易成

  8月27日、中国人気アニメ映画『羅小黒戦記』の日本語ツイッターア公式カウントが、日本語吹き替え版の制作決定を発表した。吹き替え版は11月7日に日本の映画館で上映される予定だ。このツイッターは1日でトレンド入りし、5.3万のいいねを貰い、リツイート数は3.5万回に達した。

  羅小黒は可愛い黒猫で、漫画家MTJJが作ったキャラクターである。MTJJは2010年に羅小黒というキャラクターを生み出し、翌年3月17日にフラッシュ動画『羅小黒戦記』をネットで連載開始した。その後、劇場版が制作され、中国国内での興行収入が3.5億元(約48億円)という異例の大ヒットとなった。

  作者のMTJJはかつてビリビリ動画のインタビューで、羅小黒は自分が飼っている黒猫をモデルにしていると述べた。猫の名前は小黒(シャオヘイ)。小黒はもともと野良猫で、MTJJは視聴者の気持ちを野良猫の小黒と同期させてみたいと考えて作品にしたという。


  実は、日本語字幕版の『羅小黒戦記』は、昨年9月20日から9月29日に、日本東京のヒューマックスシネマですでに上映されている。多くの若い観客が訪れ、10日間の予定だった上映スケジュールは、圧倒的な人気を受けて1週間延長された。アニメーション監督で本作の制作スタッフとも交流のある、アニメーター·アニメ演出家の入江泰浩は、『羅小黒戦記』を見た後、「『羅小黒戦記』観た。やばい。なんてものを作ってくれたのだ。今後、これを作った人達と競っていかないといけないのか、という気持ち。感服。」とツイッターで感想を述べた。入江氏はその後のインタビューで、「『中国の新しい世代の作画をちょっと見に行こうかな』ぐらいに思っていたら、もちろん作画自体も想像以上だったのですが、何より物語がとても感動できるもので。『まさか、ここまでのものを見せられるとは!』と驚きました。ある程度期待して見に行ってはいたんですけど、その期待をはるかに高く飛び越えたものを見せつけられた、という印象でした」と高く評価した。

  日本語吹替版には、人気声優陣が出演する。花澤香菜がシャオヘイ、宮野真守がムゲン、櫻井孝宏がフーシーに命を吹き込む。

(実習編集:范応良)