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中国の「バレンタインデー」に上海浜江1路で「七夕専用」バスを運行

2020年 8月 26日10:21 提供:東方網 編集者:範易成

  8月25日は七夕祭り、中国の「バレンタインデー」である。この日のために上海バス4社の若手社員たちは休憩時間を利用して、普通の浜江1路路線バスを特別な「愛のバス」にドレスアップした。24日の夜6時、南浦大橋(上海市軍営路)のバス停において、この「七夕に愛の出会いを」専用バスの車内で、七夕祭りをテーマにしたイベントが開始された。

  もともと質素でこぎれいな車体は、今回、「美少女感」いっぱいに飾られた。バスの屋根には白い風船、座席の手すりにはピンクの飾り、窓の上には「LOVE」の4つの大文字。これらがロマンチックな雰囲気を作り出す。集まった若い男女の胸にはそれぞれの名前を書いた「愛のプレート」が掛けられている。参加者の一人、「90後」(1990年代生まれの世代)の女性である楊毓嫻はバスの前方に立ち、両腕を前の座席の手すりに掛けて社内を見渡しながら静かに自己紹介をした。さらに明るい性格の陳海娟が、「結婚は適当な気持ちでやりたいとは思っていません。楽観的な気持ちで来ました。良い相手が見つけられたらと思います」と言うと、車内の堅苦しい空気は一気に解き放たれた。

  今回のイベントで、浜江1路路線バスは観光バスとして、上海現代芸術博物館、中国船舶館、万博展覧館、上海油罐芸術中心などの観光地や、南浦大橋、盧浦大橋、徐匯浜江などの全長17.3キロの区域を走る。「バスで遊び回って恋をする」のテーマそのままに、夜の七夕専用車内には歓声が絶えず上がった。バスは夜7時にバス停をゆっくり出発して、8時に戻る予定だ。

(実習編集:范応良)