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モーエンとトランスコスモスが提携してライブコマースを発足=上海

2020年 7月 31日12:27 提供:東方網 編集者:範易成

  今、上海では「オンライン新経済」が飛躍的に発展している。特に今回突然発生したコロナウイルスの影響で、数多くの国際ブランドが上海でオンライン経済に取り込むようになった。化粧品、食品、自動車から不動産まで、様々な分野の企業が現在ライブコマースを開始している。

  7月29日、米国家庭用製品メーカーのモーエンは、BPOアウトソーサーのトランスコスモスと提携すると発表。同時にライブコマースなどのサービスも発足させた。この日、上海宝山区にある生放送室では、上海で初のライブコマースが行われ、複数のセールス配信者が、消費者にモーエンの製品を紹介した。

  モーエンはフォーチュンブランズグループ傘下の家庭用製品メーカーである。90年代に中国に進出した後、伝統的な建築資材や家庭用品分野にフォーカスして発展を遂げ、2019年からはオンラインの業務も発足させた。そしてコロナウイルスによりECコマースは更に発展の度合いを加速し、モーエンのオンライン業績も成長を続けている。

  モーエンの責任者によると、オンライン新経済は伝統産業の経済発展を促進する手段とモデルだけではなく、消費者に対して利便性も提供できるし、社会資源を節約することにもつながる。これからモーエンはライブコマースなどを利用して、消費者にいっそう快適な体験やサービスを提供したいと期待を述べた。

  今回モーエンと提携したトランスコスモスは、世界的に有名なBPOアウトソーサーだ。中国では上海、北京、天津などの大都市に拠点を設立しており、コールセンター、ECワンストップ、デジタルマーケティング、システム開発、DECトータルソリューションなどを提供する。

  トランスコスモスの責任者は、「今、ライブコマースなどの新しいセールス手段が成長していて、これらの技術はすでに経済成長を牽引する重要な一環となっている。トランスコスモスは一年前からライブ配信を始めており、よい成績をあげている。我が社はこれからも未来に向けて、ライブ配信を含む各種のインターネット運営ツールを利用し、各種のサービスをより充実していきたいと考えている」と述べた。

(編集:f)