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上海自由貿易区臨港新区に水素エネルギー産業群を建設

2020年 7月 28日15:57 提供:東方網 編集者:曹俊

  先週、上海自由貿易区臨港新区において、中日(上海)地方発展協力モデルパークが旗揚げした。今後は水素エネルギー産業を重点とした新エネルギー産業群が建設される計画だ。

  中日(上海)地方発展協力モデルパークが臨港に建設されることで、多くの企業や機構はここでの開放制度と優れたビジネス環境を受けることができ、成熟した関連産業と空間でメリットを獲得できる。さらに、臨港及び中国の多くの新エネルギー自動車企業に対しては、新しい可能性の提供となるだろう。それは、これまで純電気自動車にとってのアキレス腱だった充電に時間がかかるという問題を解決できることになるからで、臨港で初となる総合エネルギー拠点がモデルパークに入居すると言われている。

  技術面において日本は、世界の水素エネルギー産業の最も先進的な国のひとつである。パークには日本の長洲産業株式会社、三木太古株式会社が入居するが、両社は水素の貯蓄や注入設備の研究開発における経験が豊富だ。上海日本商工クラブの石原至理事長は記者の質問に答えて、「日本の水素エネルギー企業は臨港新区の未来が明るいと考えている。クラブとしても金融などの一連の手段で日系企業の入居を援助する」と述べた。

  日系企業は新区の制度的メリットや産業構造を善しとし、国内の自動車企業は日本側の先進技術に触れるのを利とし、臨港新区は大々的な新エネルギー産業群を構築するのを機とする、三者がすべてプラスになる局面がまもなく出現するといえよう。

(編集:曹 俊)