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在上海多国籍企業職場復帰ケース

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上海がクラウド企業誘致政策を通してポケモン会社を誘致

2020年 7月 27日17:52 提供:東方網 編集者:範易成

 コロナウイルスの影響はまだ続いているが、外資企業の上海進出に対する意欲には勝てないようだ。このほど、世界に知られるゲーム会社である日本の任天堂株式会社がクラウド企業誘致という形で上海市長寧区の投資促進オフィスと協議を進め、その結果、任天堂傘下の新会社の「ポケモン(上海)玩具有限会社」が上海市長寧区に設立されることとなった。

 中国の企業の登記情報を調査できるサイト「天眼査」によると、ポケモン(上海)玩具有限会社は7月20日に登記されて、登記資本金は1.2億円。株式会社ポケモン(宝可梦公司)が全額出資する子会社である。主におもちゃ、娯楽用品(ゲーム機は除く)、日用品などの商品を取り扱う。

 記者はポケモン(上海)玩具有限会社の登記代理人に取材を申し込んだが、日本から責任者が中国にまだ来ていないという理由で取材を断られた。

 コロナウイルスの影響を受け、伝統的な企業誘致が非常にやりにくくなっている。そこで上海市政府はクラウド企業誘致という新しい政策によって、企業、特に海外企業向けに便利なサービスを提供するようになっている。そして今回、長寧区ではポケモン会社の登記のため、すでに実績のある「3+2」政策を用いて、各種の便利なサービスを提供した。

 ポケモンにはピカチュウ、プリン、コダックなどの人気キャラクターがいる。株式会社ポケモンはポケットモンスターのプロデュース及び関連キャラクターグッズの販売を行う日本の企業で、世界各地にポケモンセンターを開いている。2020年6月24日には、テンセントと共同開発したチーム戦略バトルゲーム「Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)」も発表した。

(実習編集:范応良)