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中国初のDRT電車軌道が年内に上海で着工

2020年 7月 20日13:18 提供:東方網 編集者:範易成

 今年の4月に発表された『中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区交通強化3ヶ年計画(2020-2022)年』では、新片区内に6つの新しい中等トラピック量の公共交通機関を設立する予定で、その総延長は115キロメートルである。このほど臨港交通会社は、臨港中心エリアと産業エリアを繋ぐT1線がすでに車両外観設計の投票段階に入ったことを発表した。軌道にはDRT(Digital-rail Rapid Transit)デジタル都市高速鉄道システムを用い、年内に着工される予定だ。

 新片区のT1線は国内初のDRT電車となる。DRT電車はこれまでの電車の輸送量の大きさと定時性というメリットを保ちながら、既存の電車のように地面に線路を敷設する必要がない。路線上に磁性体の磁気棒を地面に埋め、デジタルコーディングをして路線や速度を設定すればデジタル鉄道が完成する。画像認識方式やレーザー誘導式とは違い、雨の日などの劣悪な天候にも影響されず安全に運行できる。

 T1線は3両連結で、路線の全長は21.75キロメートル。地下鉄16号線の滴水湖駅から出発して、臨港中心区、大学片区、芦潮港社区、重装備園区、泥城区などを経由し、最後に鴻音広場に到着する。臨港交通会社によると、T1線によって臨港中心エリアと周囲の産業エリアの繋がりを強化し、地下鉄16号線の延長として16号線のサービス範囲拡大を目指すということだ。

(実習編集:范応良)