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第16回中国国際動漫遊戯博覧会が上海で開催

2020年 7月 20日13:15 提供:東方網 編集者:範易成

 このほど、アニメやゲーム関連のイベント「第16回中国国際動漫遊戯博覧会」(CCG EXPO 2020)が、上海万博旧中国パビリオンで開催された。第16回となる今回の会場面積は5万平方メートルで、出展ブースは250を数える。会場はアニメ、漫画、ゲーム、文学、インターネットコミュニティ、物販の六つのエリアに分かれている。今年のCCG EXPOは上海がコロナウイルス疫病防止の常態化の段階に入って以来初の大型イベントであるため、これまでのCCG EXPOとどのような違いがあるのか、そして新しい見どころはという期待を抱き、15日午後、会場の上海万博旧中国パビリオンに赴いた。

 午後2時、一般客の入り口であるパビリオン南広場には、長さ数100メートルの黄色イベントフェンスが設置されていた。会場に入るとセキュリティーチェックのための機械と電子体温計の列が見える。これまでのCCGではセキュリティーチェックをすれば会場に入れたが、今年は疫病対策として、入場者は以前2号娯楽室だった部屋に並んでもう一つの検査、顔認識を受けなければならない。実行委員会の責任者である浦韻によると、来場者の安全を確保するため、チケットの販売は実名制となっていて、入場時には自分の健康コードを示す必要があるという。

 イベントがよりスムーズに運営できるよう、実行委員会では今回、これまでの倍以上のボランティアを募集した。浦韻は、「我々は大量のボランティアを投入して、来場者の誘導や会場の秩序維持などに当たります。また、会場の南にある広場には健康観察エリアを設け、浦南病院と連携して医療スタッフも配置しています」と述べた。

 CCG EXPOにおいて海外の出展企業はこれまで重要な一部を占めていた。今年はコロナウイルスの疫病で出展が影響を受けるのではないかという恐れがあったが、結局これまでと同様、多くの海外企業が出展した。代理業者や主催者に依頼して出展した企業も多い。

 一号館に入るとまず、バンダイのブースが目に入る。そして中央にあるのはテンセントビデオのブースだ。『闘羅大陸』『魔道祖師』『縁結びの妖狐ちゃん』『恋とプロデューサー〜EVOL×LOVE〜』などの中国アニメが見える。テンセントだけでなく、ここ数年、中国アニメ(「国漫」という)はCCG EXPOの主力選手となっている。今年のCCGの特別イベント「上海プレゼント――動漫力設計大賞」と「抗疫大『作』戦」は中央ホールで最も目立つ存在だ。「上海プレゼント」で展示されているクリエイティブグッズや「抗疫大『作』戦」の参加者が描いた疫病に対抗する絵は、中国アニメクリエイターの愛国心を表している。

 アニメファンにとってイベントでの買い物も不可欠な一部分となっている。今回のCCG EXPOも以前と同じく、イベント限定グッズやイベントで販売開始となるグッズがある。世界に知られるホットトイズ社は、CCG EXPO期間中、100個限定でアイアンマン1/6スケールフィギュアを販売。GOODSMILE COMPANYは多数の商品を展示するとともに、イベント限定商品をはじめとする各種人気商品を販売している。小島プロダクションは寿屋とコラボレーションして、小島プロダクションのロゴマークキャラクターを擬人化したプラモデルを販売していて、CCG EXPO会場の黒いバージョンは世界初販売である。

(実習編集:范応良)