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18の重要産業プロジェクトが臨港新片区で集中着工

2020年 7月 7日16:54 提供:東方網 編集者:範易成

 7月7日午前、18の重要産業プロジェクトの着工式が、上海の臨港新片区で行われた。これら18の重要産業プロジェクトは主に集積回路、新エネルギー車、人工智能、航空と宇宙飛行、バイオ医薬などの重要分野に集中していて、いずれも今年の前半に産業導入契約を締結したものだ。総投資金額は480億元に上り、その生産高は約800億元になると見込まれている。  

 チップの生産と人工智能計算のプロジェクトはハイライトの一つである。ギャラクシーコアは12インチ半導体特色生産ラインに総計155億元を投資して、月産6万枚12インチチップの工場を建てる予定だ。商湯科技は新世代人工智能計算力プラットフォームに総計56億元を投資し、2022年に完工する予定だ。これらプロジェクトの展開は下流の企業をリードし、産業チェーンのレベルアップを加速させることも期待される。  

 新エネルギー分野の中でも重要なプロジェクトである新エネルギー車の動力システムの研究と開発をめぐって、上海藍湾進平新エネルギープロジェクトには計75億元が投資された。中国の動力リチウム電池販売センター、動力リチウム電池研究所、9GWH動力リチウム電池生産ラインが建設される計画で、中国新エネルギー車産業の「電池、電機、電気制御」における構造的短所を補う。臻閣生物医薬プロジェクトは計4.8億元の投資を受け、2022年の完成を目指して高分子医薬品と哺乳動物細胞育成基地を作る予定だ 

 また、上飛装備飛行機部品生産チェーン、インテリジェント生産及び研究プロジェクトには計4億円の投資が向けられ、生産、入荷、サービスを一体で行うことを可能にする。上海新微化合物半導体プロジェクトには総計30.5億元の投資で、4寸光エレクトロニクスの量産ラインと6寸ミリ波の量産ラインを建設する予定だ。  

 今回着工するプロジェクトの中には様々なハイテク産業開発区が含まれる。例えば計10億元を投資される「智芯谷」では、サンゴバンカーグラスや浩铂海洋などのプロジェクトが入区契約を締結した。

 臨港新片区は去年8月20日に創立されて以来、すでに250億元の産業投資を達成。工業生産総額と生産性サービス業の売り上げ高は約1550億元になった。上海市副秘書長で中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区管理委員会書記の朱芝松は、「今年は引き続き全方位開放政策を推進し、産業の集中発展を強化したい」と述べた。

(実習編集:范応良)