このたび、中国初の国家デジタル出版基地の上海張江国家デジタル出版基地に、斬新な国家級ゲーム産業研究院である中国ゲーム産業研究院が正式に発足した。

　　７月６日、中国音像デジタル出版協会の第一副理事長で、ゲーム工作委員会委員である張毅君は、記者の質問に対し、「ゲームは高度な市場化産業ですから、その研究は業界の最前線の最も集中度の高い所で行われなければなりません。ゲーム産業の集中度が最も高く、規模も最大な所とはまさに上海なのです」と述べた。

　　中国音像デジタル出版協会が設立したこの中国ゲーム産業研究院の主な目的は、政府主管部門の行政管理、ゲーム企業の持続的発展、高品質な文化消費に対する人々のニーズを支えてゆくことにある。中国には地方行政機関の支持を受けながら業界が設立する産業研究機関はまだ多くない。上海市委員会宣伝部の王亜元副部長は、「中国ゲーム産業研究院が上海に落成したことは、業界と社会に一つの明るい合図を示したと言えます。中国のゲーム産業は新たな発展段階に踏み出しました。業界はより規範的で社会的責任を持つことが求められるでしょう」と述べた。

（実習編集：范応良）