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上海

住宅地と職場のゴミ分別協力率がいずれも90%に

2020年7月3日 16:03
 提供:東方網 編集者:曹俊

 上海のゴミ強制分別政策の施行から一年。その成果について上海市政府は昨日、記者会見を開いて年間報告書を公表した。そして、「全市の分別協力率は『上海市ゴミ管理条例』施行前の15%から90%に上昇し、職場の分別協力率も90%に達した。ゴミ分別は市民の習慣になったと言えるでしょう。今年6月の全市生活ゴミの処理量も約96.9トンで、去年の同じ時期の処理量と比べるとゴミ分別の成果がはっきり見えます」と報告した。

  「十三五」(中国の第13次五ヵ年計画)で計画された15ヶ所のゴミ処理施設の建設は全部着工されている。上海市緑化局の鄧建平局長は、「今年6月のゴミ回収量、あるいは分別量は著しく増えました。資源ゴミの回収量は去年の同じ時期より71.1%増えていて、有害ゴミは去年同じ時期の11.2倍にもなりました」とデータを紹介した。
 また、上海市政府は埋め立てる未分別ゴミの量を、年内中にゼロにする予定だ。鄧局長は、「そのためには、国際的なレベルを目指す必要があります。分別の正確性と利便性を上げ、資源ゴミの再使用率のレベルアップなどを実行して、より良い生活に寄与したいです」と述べた。

(実習編集:范応良)

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