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上海市の生活ゴミ分別管理条例施行から1年、その現状は?

2020年 6月 30日9:27 提供:東方網 編集者:王笑陽

 史上最も厳しいゴミ分別措置と言われた上海市生活ゴミ分別管理条例が正式に実行されて1年が経った。今、その実行状況はどうなっているのか?

 日本のゴミ分別ルールほど細かくはないが、上海市生活ゴミ分別管理条例によると、上海市のゴミ分別は概ね「湿垃圾(生ゴミ)」、「干垃圾(一般ゴミ)」「可回收垃圾(資源ゴミ)」「有害垃圾(有害ゴミ)」の4種類に分かれている。

 上海市緑化と市容管理局によれば、6月現在、1日あたりの生ゴミ排出量は9632.13トンで、前年比で38.52%増加した。1日あたりの資源ゴミ排出量は前年比で71.09%増の6813.69トン、有害ゴミ排出量は前年の11.2倍にあたる3.3トンに達した。この一方で、ゴミ分別実施前に最も量が多かった一般ゴミは、1日あたりの処分量が19.75%減少し、15518.24トンとなった。

 以前、上海市緑化と市容管理局は、「2020年の1日あたりの生ゴミ排出量を9000トン以上、資源ゴミ排出量が6000トン以上、有害ゴミ排出量が1トン以上にする。1日あたりの一般ゴミ処分量を16800トン以下に抑え、ゴミのリサイクル率を35%以上に向上させる」という目標を発表した。今回発表されたデータは、この目標が達成されたことを示したと言えよう。