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上海市内87ヶ所の生鮮市場に対するPCR検査を実施 すべて陰性

2020年 6月 16日17:19 提供:東方網 編集者:王笑陽

 上海市人民政府新聞弁公室は16日、新型コロナウイルス感染予防·管理に関する第83回の記者会見を開いた。そして、全市にある87ヶ所の生鮮市場に対してPCR検査を行い、検査の結果いずれも陰性であったことを明らかにした。

 約2ヶ月間、新型コロナウイルスの新規感染者が出ていなかった北京市では、今月11日に感染者が見つかった。感染源はまだ特定されていないものの、感染が広まった原因とみられている「新発地市場」で、輸入サーモンを切り分けたまな板から新型コロナウイルスが検出されたため、サーモンへの注目度が高まり、輸入された生鮮食品への不安の声も相次いでいる。そこで、中国の各省·市では、輸入産品を含む生鮮市場に対する検査を強化している。

 13日、上海市は輸入産品を取り扱う87ヶ所の生鮮市場を対象に、環境及び食品に対するPCR検査を実施。この結果、環境や物の表面や水から採取した867点のサンプルと、輸入食品から採取した338点のサンプルすべてから、新型コロナウイルスは検出されなかった。

 また、市政府によると、上海市は2月から農産物市場やレストラン、スーパー、オフィスビル、鉄道駅、地下鉄駅など公共の場所で環境のモニターを続けている。

 上海市では15日、本土の新規感染者はゼロで、海外からの輸入感染者は3人と報告された。