ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 上海

教育部が新制度発表 留学生の受け入れを厳しく

2020年 6月 11日9:32 提供:東方網 編集者:王笑陽

 ここ数年、親の一人が中国人、或いは両方の親が中国人で、出生により外国籍を取得した人が中国国内で基礎教育を受けたのち、外国人留学生として大学または専門学校に進学するケースが増えており問題視されている。これに対して、中国の教育部はこのほど新しい留学生受け入れ制度を発表し、大学または専門学校での留学生の受け入れの際に、身分審査などを厳しくすることを明らかにした。

 新しい制度によると、2021年1月1から、親の両方または片方が中国人で、かつ外国に定住しており、本人が出生により外国籍を取得して中国籍を持たない人が、留学生として中国の大学または専門学校などに進学を申請する場合には、学校が定めた応募条件を満たすほか、有効な外国の旅券および国籍証明書を4年間以上持ち、また入学前までの4年間に外国での実際居住時間が2年以上という二つの条件を満たさなければならない。中国大陸·香港·マカオ·台湾から外国に移住して外国籍を取得する人も同様だ。

 教育部国際協力と交流の関係者によると、以上の条件を満たさない人の場合、中国の全国統一大学入学試験「高考」に参加することで、中国の大学または専門学校に進学することが可能とのことだ。