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上海歌舞団のコロナ対策チャリティー公演 舞劇「朱鷺」が再開

2020年 6月 5日17:22 提供:東方網 編集者:範易成

 世界各地でこれまで約300回の公演が行われてきた上海歌舞団のオリジナル舞劇「朱鷺」が、このほど、上海国際舞踏センターで再開した。新型コロナウイルスの流行期間中は休演していたため、「朱鷺」の公演は数カ月ぶりである。この間、新型コロナウイルスとの闘いの第一線に立ってきた鍾鳴医師や劉凱医師などの医療従事者をはじめ、世界各国の在上海領事館の領事と一般客約300人が来場して、久しぶりの舞台を観賞した。

 公演が始まる前、上海国際舞踏センターには再開を首を長くして待っていたファンが続々と集まってきた。規定により、入場の際はマスク着用が義務付けられていたものの、人々の目は再開の喜びで輝き、期待と高揚の思いが溢れているようだった。

 上海歌舞団の代表作「朱鷺」は、日本でも100回以上を公演されている。そして本来であれば、今年も第51回の公演が行われる予定だった。この夜、舞台で「トキ」は再び強く美しく舞い、ダンサーたちの繊細で華麗な踊りが会場を魅了した。

 今回の公演は上海歌舞団による「コロナ対策チャリティー公演シーズン」の幕開けの舞台である。上海歌舞団はこの公演を通じて、新型コロナウイルスと闘った人々に敬意を表し、世界各国が団結するよう呼びかけることを目指している。「コロナ対策チャリティー公演シーズン」では、この後、ミュージカル、芝居、曲芸などの多くの公演が行われる予定で、これらの公演においては、コロナ対策に力を尽くした多くの人々に無料のチケットが提供されることとなっている。


(編集:f)