カフェは上海人の優雅な暮らしには欠かせない場所だ。１日、パーカフェ（ParCafe）はカフェガイドを発表し、上海にある８０００以上のカフェから、星クラスの１０店舗を選出した。

　選出には、味、サービス、環境、市場影響力などが考慮されたという。その１０店舗は、月球珈琲、o.p.s. café、明謙珈琲、31区珈琲、hidden track、Cafe ONAIR、芦田家、Onirii Coffee、Café del Volcánと珈琲光景である。注目すべきなのはこれらがチェーン店ではないこと。コーヒーを飲む文化が広く普及し、市場の競争がますます激しくなっている現代において、これらの店の逸品コーヒーは、上海のコーヒー業界の発展にとって新しい選択となっている。

　上海市静安区茂名北路にある月球珈琲は、最高の三つ星に推薦された。創立から６年、ここは特別なおいしさと個性のある味わいでブランドを確立し、ファンに好まれている。支配人のSiweiは、「これまでに学んだ美味しい珈琲を作るスキルを、その季節に合った味覚にマッチさせるよう心掛けています。コーヒーを他の食材を合わせて、季節ごとに新しい商品を開発し、皆さんに新しい体験を提供したいと思っています」と述べた。

　上海財経大学の晁鋼令教授は取材に応じて、「上海にたくさんカフェが開店する理由は、まず、上海が国際的な大都市だからです。それにカフェにはコミュニケーションの機能もあり、今の１９８５年から９０年以降に生まれた人々は、カフェやスイーツのお店でチャットしたり仕事をしたりすることが好きです。消費習慣と消費グループの変化は、個性的なカフェやデザートのブランドの発展を促進しているのです」と述べた。 

（編集：曹　俊）

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