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日本の企業や組織の代表者約60人が上海AIイノベーション試験区を訪問

2020年 5月 25日17:10 編集者:範易成

  日本の企業や組織の代表者60人あまりが、このほど、中国·上海市閔行区の上海馬橋人工知能(AI)イノベーション試験区を訪問し、日本企業特別誘致説明会に参加した。AI分野での両国の新たな協力が期待されている。

  日本の一行はまず、試験区を代表する企業である達闥科技(クラウドマインズ)傘下の達闥機器人を見学。サービスロボット分野における同社の発展状況について理解を深めた。続いて試験区内に建設中の大規模企業誘致拠点「聯東U谷」を訪れ、企業誘致と資金導入、新事業の創出支援などに関する方針の説明を受けた。

  閔行区の呉斌副区長は今回の説明会の席上で、新型コロナウイルスの感染拡大以降、中日両国は互いに助け合い、苦難の中で国民同士が一衣帯水の友情を示してきたと強調した。

  在上海日本国総領事館の福田高幹副総領事は、感染症の流行は日中両国の多くの企業に巨大な衝撃と影響を与えたと述べ、より多くの企業が経済や貿易面での協力を進め、共同で感染症の悪影響を防いでほしいとの希望を示した。

  福田氏はまた、イノベーションは現在、両国企業の経済協力において大変重要なテーマとなっており、イノベーションの中核的領域の一つであるAI分野での両国企業の新たな協力に期待していると語った。