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日系企業向けに「疫病による企業と人の変化と対策」交流会が上海で開催

2020年 4月 24日18:22 提供:東方網 編集者:範易成

  今年の突然の新型コロナウイルスの感染拡大は、中国で事業を展開している日系企業にとって、これまで経験したことのない大きな出来事であった。この経験を共有しようと、4月23日、中智日企倶楽部·智桜会の主催による「疫病による企業と人の変化と対策」交流会が、上海で開催された。日系企業約30社が参加し、社員の健康管理、在宅勤務の対応、作業再開の対策、防疫の施策などの課題をめぐって経験交流が行われた。

  中智上海の単為民総経理の紹介によると、今回の突然の新型コロナウイルスの感染拡大に直面して、これまで第一線で日系企業に対しサービスを提供してきた中智日本企業倶楽部·智櫻会ではただちに行動を開始した。絶えず政策動向を注視し、中国政府から発表される施策を理解したいという日本企業からの切迫したニーズを汲み取って、即時翻訳、編集して専門家による解説を加えたのち、会員向けのウィチャット公式アカウントや電子メール等の方法を用いて、リアルタイムで情報を発信し続けた。

  交流会では、日本貿易振興会、中智日企倶楽部及びキヤノン、林内、伊藤忠などの日系企業の代表らが、新型コロナウイルスによるビジネスや人材の最新動向、作業·経営の再開などをテーマとして講演を行った。この他にも、製造、商社、金融、観光など各業界の企業も、自分たちの対策や経験をお互いに共有した。

  参加した日本企業の責任者は取材に応じて、今回の交流会を通じて、疫病が日系企業にどのように影響を与えたのかを深く理解できたと述べた。そして、市場全体の動向を把握できたことで、今後の経営判断に大いに役に立つと感想を語った。

(編集:f)