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上海で新型コロナの自費検査が可能に 希望者は予約で検査

2020年 4月 24日17:18 提供:東方網 編集者:王笑陽

 新型コロナウイルスのPCR検査は、これまでは医師や検疫官などが必要と判断した場合に限って実施されてきた。だが経済活動や学校の再開に伴い、上海市は22日夜、PCR検査を希望する企業または個人に向けて検査の受付を開始することを発表した。予約をすれば市内33の指定医療機関と17の第三者検査機構で検査を受けることが可能になった。費用は企業または個人負担となる。

 複数の指定機関に取材したところ、23日朝から検査予約や問い合わせの電話が相次いでいたことがわかった。浦東新区の指定医療機関である浦東新区人民病院では、23日午前中に約150本の電話が入った。病院防保科の周龍珠科長によると、診断書は最短8時間で出すことが可能だ。また、楊浦区中心病院では、23日午後にすでに41人の予約が入った。外来診療部弁公室の王俊鵬副主任によると、検査結果は一般的に24時間以内に出すことができ、希望によって診断書を郵便で送付することも可能だ。

 雇い主に自分が新型コロナにかかっていないことを証明するため、または安心のために検査を予約した個人が多い。家政婦をしている張さんは、陰性の診断書を受け取るとすぐに写真を撮って雇い主に送った。「よかった!これで仕事を始められます」と話した。いっぽう、出張から戻った韓さんは、高速鉄道に乗った時に食事のために一度マスクを外したことがずっと気になっていたので、22日のニュースを見てすぐに予約したという。これらのほかにも、営業再開のために社員に検査を予約する企業も多い。


新型コロナPCR検査指定医療機関
(受付時間:8時~20時)


新型コロナPCR検査の資格を有する第三者検査機関
(受付時間:9時~18時)