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スターバックスが「人工肉」を使った新メニューを提供 そのお味は?

2020年 4月 23日17:10 提供:東方網 編集者:王笑陽

 スターバックスコーヒーが、植物由来の「人工肉」を使用したメニューを中国で4月22日から提供し始めた。新しいメニューは、人工肉を使った牛肉風味のペストパスタ、ラザニア、アメリカ風チャツネロール、豚肉風味のベトナム風サラダ、きのこと雑穀ご飯の5品だ。そのお味はどうだろうか?東方網の記者が、スターバックスコーヒーの上海思南公館店で取材を行った。

 新メニューの価格は59元(約898円)または69元(約1050円)で、ランチとしてちょっと高い。だが、「人工肉」の味を試してみようという気持ちで注文する客は多いようだ。店舗のスタッフによると、新メニュー発売初日は、その日最初の客がペストパスタをさっそく注文し、牛肉風味のラザニアとアメリカ風チャツネロールはすぐに売り切れとなったそうだ。

 旧友と会うために来店した張さんは、新メニューがあると聞いてすぐ注文した。そしてその味を、「肉の味がしてさっぱりとしていて、脂っこくないです」と評価した。いっぽう旧友の邵さんの方は、「やはり僕は濃い味が好きで、一回食べてみれば十分です」と笑った。

 スターバックスの公式サイトから人工肉の新メニューを知って来店した客もいる。そのうちの陳さんは、わざわざ発売初日を狙って訪れた。「予想通りの味です。ダイエット中でも肉は食べたいがしつこいのが嫌なので、このようなものは最適です」と話した。

 「人工肉」は2019年から大きな話題となっている。中国市場に人工肉を導入する試みも初めてではない。中国の人工肉メーカー双塔食品と珍肉食品が昨年9月に人工肉を使った月餅を発売し、瞬時に売り切れてしまったこともある。また、ファストフードチェーン店のKFCも今月、人工肉を使ったチキンナゲットを上海、広州、深センの指定の3店舗で期間限定で販売すると発表した。