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2020年 4月 21日17:07 提供:東方網 編集者:王笑陽
武漢の封鎖解除と全国各地の生産·営業再開に伴い、中国の飲食業は活気を取り戻しつつある。フードデリバリー大手「美団」によると、全国の飲食業者の営業再開率は55%を超えた。飲食店の3割が新型コロナウイルス流行前のデリバリー注文数を超え、残りの7割も流行前の60%以上に回復したという。全体で見ると、新型コロナ流行ピーク時と比べて、デリバリー注文数は2.3倍に増加し、流行前の約8割にまで回復した。
特に、人口密度が高くて発達している「一線都市」での営業再開率が高く、デリバリーの回復も速い傾向が見られる。深セン、広州、北京、上海、杭州はデリバリー注文数トップ5の都市となった。注文内容からみると、武漢の「熱乾麺」といった地方の料理、火鍋(ホットポット)、ケーキやパン、焼き肉、朝食セットの順で人気となっている。
いっぽう、食べ物以外にも、生鮮食品、日用品、化粧品、オフィス用品、医薬品などのデリバリー注文数も著しく伸びている。新型コロナウイルスの流行は、人々の消費習慣もある程度変えたと考えられている。