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上海浦東開発·開放30周年丨中国初の中外合弁商業企業である上海第一八佰伴の開業

2020年 4月 20日13:01 提供:東方網 編集者:王笑陽

 今年は上海浦東開発·開放30周年にあたる。浦東開発·開発史上の大きな出来事というと、中日合弁企業が運営する大型百貨店の上海第一八佰伴新世紀商厦(Nextage)の開業がまず最初に挙げられるだろう。

 1995年12月20日、上海第一百貨商店と日本の小売業者であるヤオハンが共同出資、経営する上海第一八佰伴新世紀商厦が上海市内に開業。初日に約107万人が来店したことで、ギネス世界記録にも認定されたほど人々が大勢詰めかけた。

開業初日に107万人が来店

 当時ヤオハンの代表であった和田一夫氏はこの光景に、「開業初日に107万人のお客様が来たのにはびっくりしました。これは世界の百貨店では未曾有の記録でしょう。さすが中国ですね(一下子来了107万位顾客,把我都惊呆了,全世界所有的百货店开业,还没有如此高的记录,真不愧是在中国)」と感嘆したという。

和田一夫氏

 この開業に先立つ1991年4月12日、和田一夫代表取締役会長をはじめとするヤオハン·インターナショナルの代表団は上海第一百貨店を訪問し、浦東への現地考察を行った。翌日は中国側と協議を行い、三日目に双方は、記者会見と合弁意向書署名式を開いた。

 30年前の中国には、商業における外資導入の前例がなかった。そこで上海第一百貨店とヤオハンの資本業務提携はメディアにも特に注目され、東京と香港の新聞でも大きく取り上げられた。