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上海の冷凍食品企業 オンライン販売に活路を見出す

2020年 4月 3日16:37 提供:東方網 編集者:範易成

 本格的な春の訪れにつれて、上海の各業界では活力がだんだん回復して来ている。この冬、疫病の影響をうけて困難に直面していた上海の中小企業は、流行の只中にあってもモデルチェンジなどを加速し、新しい発展の道を探す努力を重ねた。

 突然流行した疫病は、飲食業にも大きな打撃を与えた。松江区にある中小企業の「嗨酥食品(上海)有限会社」(以下:嗨酥)も大きな影響をうけた。嗨酥は主に冷凍食品を生産する企業で、航空会社、高級ホテル、上海の食品老舗などに商品を供給している。

 嗨酥の曹哲慧副総経理によると、コロナウイルスが流行して以来、飲食に関わる多くの店が閉店し、会社の収益も大きく減少した。また、サプライチェーンも打撃を受けたため、生産を継続するために多くの原材料業者を探さなければならなかったという。

 しかしその一方で販売ルートに関しては、これまでは主にオフラインで販売していたものをオンライン販売にも活路を見出すようになった。今後は「盒馬鮮生」ニューリテールスーパーと協力して、販売ルートを拡大するという。

 曹副総経理は、「最近、多くの店が再開し、店内で食事ができるようになった。オンラインの需要も拡大しており、オンラインでの販売はすでにこれまでの経済損失を補って、すべては良い方向に発展している。疫病が過ぎ去れば会社もさらに発展するだろうと信じている」と述べた。

(編集:f)