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話題の建物「1000 Trees」が今年完工 現代都市の空中庭園に

2020年 3月 25日14:46 提供:東方網 編集者:王笑陽

 イギリスの有名な建築家であるトーマス·ヘザーウィックが設計した「1000 Trees」、またの名「天安千樹」が、いよいよ完成間近となっている。年内に完工して一般開放される予定だ。

 上海の蘇州河の河畔に建設中のこの建物は、1000本の樹木と400の露台からなり、高層ビルが林立する現代都市の中に、面積30万平方メートルもの空中庭園を創造する。建物全体が樹木が茂った山のように見え、落成後は大型ショッピングモール、ホテル、オフィスなどが入居する複合施設になる予定だ。ここには以前、栄氏阜豊小麦粉工場があったが、工場の建物は上海市の優秀歴史建築物に指定されていたので、修繕して「1000 Trees」の一部として組み込まれたという。

 デザイナーのトーマス·ヘザーウィックは、2010年上海万博の英国パビリオンや2012年ロンドンオリンピックの聖火台の設計者として世界的に知られている。