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春分の日 マスク姿でチューリップを楽しむ

2020年 3月 20日16:19 提供:東方網 編集者:王笑陽

 20日は春分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになり、これからは昼間の時間が増えていく。上海中心気象台によると、一昨日は最高気温が24度以上となり、3月に入って最も暖かい日だった。20日はそれよりもやや低くなり20度前後となっているが、晴天に恵まれている。

 連日の春本番のぽかぽか陽気で、上海市内では花の開花が一気に進んだ。静安区の彫像公園では色とりどりのチューリップが咲き誇っている。上海では現在、海外からの新型コロナウイルスの持ち込みを強く警戒しているが、国内での新たな感染者はゼロになったことで、公園などの観光スポットも続々と営業を再開し始めた。彫像公園も久しぶりに開放され、人々はマスクをつけたままチューリップを楽しんでいる。

写真を撮るために一時的にマスクを外す

マスクをつけたまま遊ぶ子供たち

 上海文化と旅行局では15日、旅行業の回復を促進しようと、『上海市の旅行会社が一部の業務を再開することに関する通知』を発表した。これを受けて、ある旅行会社はさっそく20日に上海鮮花港への日帰りツアーを行った。上海鮮花港では300万本のチューリップが満開となって見頃を迎えている。ツアー客の安全を確保するために、旅行社ではマスクやアルコール消毒液、ハンドソープなどを用意したり、定員50名の観光バスに半数の席を空けて25人だけを乗せるなど、感染予防策をしっかり実施している。