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中国大手OTAシートリップが新型の自動外貨両替機を設置 交差感染防止に

2020年 3月 11日17:28 提供:東方網 編集者:王笑陽

 新型コロナウイルスによる感染症は中国に重大な危機をもたらしたが、そのいっぽうで、各分野のさまざまなイノベーションを生み出している。10日、上海のショッピングモールに、オンライン旅行会社シートリップ(Ctrip)が自主開発した初の非接触型自動外貨両替機が登場した。

 この非接触型の自動外貨両替機の特徴は、従来の両替機がスクリーンにタッチして操作するのに対して、スマートホンでオンライン注文を行った後、機器で本人確認をしてから外貨を受け取る点にあり、接触しないことで感染のリスクを減少できる。また、機器の前に行列を作って並ぶ必要もないため、人と人との接触も減らすことができる。

 機器は上海市徐匯区にある美羅城の1階に設置された。中国元から米ドル、日本円、韓国ウォン、タイバーツ、ユーロ、香港ドル、マレーシアゲット、そして英国ポンドなどへの両替をサポートしている。機器の隣に問い合わせ窓口もあって、使用法について相談することができる。営業時間は朝10時から夜8時まで。